午後4時半の渋谷AX

私と私が思い込んでいる友達との回顧録等々

ミムジーとロロについて

本放送の時、ヌイグルミが金髪の女の子(みゃーもり)の心情を代弁していて驚いた。周りもとい運転中ですらヌイグルミは動き回っている。SHIROBAKOというアニメはアニメ制作に疲れた女の子が薬物依存、あるいは幻覚に陥りながらもアニメを作っていく作品だと思っていた。ミムジーとロロの掛け合いはまさに今アニメを作っているスタッフの心情そのものであり、それこそある意味で狂わなければやっていけない、そういうことを可愛い女の子でやる所が受けたものだとばっかりに。

そんなヤクチュウ説もアニメを通して見れば、気にはならない。けれど、唯一キニナル箇所がある。(たぶん、此処だけ)最終話24にて、広島?帰りの新幹線社内でロロに頬殴られるシーンがあるでしょ。ヌイグルミが実際にみゃーもりに物理干渉して来た所はこのシーンだけだと思うねん。違ったら、もう言うことないよ。皆夢、やりたいことがあるのにみゃーもりにはない、っていうシーンね。
此処、どういうことなのって。ミムジーとロロはみゃーもりの葛藤というか内面(これしか浮かばない)を代弁するキャラクター。それが、頬を叩く事でみゃーもりの悩みが吹っ飛ぶ。夢、やりたいことが決まる、というかわかる、シーンだってのはわかる。敢えて、初めて物理干渉することで印象づけたいってのもわからなくはない。けれど、なんつーかヤクチュウ説が私の中でぬけない。


此処まで書いてなんだけれど、とりあえずおしまい。あーだこーだ書いたけど私がSHIROBAKOで一番好きなシーンは23話?のずかちゃんのシーン。暗い部屋でPBの発泡酒空けながらTVに映る新人声優に対して「変わってあげようか」「変わるかわる」のシーン。一応、ヒロイン?の一人でしょ。言っちゃっていいの?って思うよね。あまりにもダーク過ぎる。ダーク過ぎるけど、一番現実味あるおね。みゃーもりヤクチュウ説に関してはとりあえず保留。勿論、そんな事はないのだろう。けれど、私の中での決着がついていない。そんな瑣末な問題を踏まえた上でもSHIROBAKOというアニメ作品は見るにアタイすると断言します。